▼WAREZの軌跡
 WEB割れ時代に、あるサイトで公開されていた割れずの歴史です。
 1994年
(誕生期)

大御所サイト:私的Vision
主に使われていた垢:不明
流行った言葉:不明
主に使われていたツール:不明
備考:最初にUPを公開したのはDNA氏(?忘れた→AreaDNA→DNA Evolution)であのに鯖でした。
その数日後にくるくる氏(私的Vision)がFree鯖にUPしてます。という事だそうです。


1996年(?)
(?期)

大御所サイト:たかぜらぽんトライアングル
主に使われていた垢:米鳥、幸福都市(FortuneCity.com)、ジオ(GeoCityes.com)
流行った言葉:不明
主に使われていたツール:不明
備考:だぶりゅ、PON-POPON、ZERRORの3サイトが組んだユニット「たかぜらぽんトライアングル」というサイトが頑張っていたそうです。
(当時、ここを巡回すれば何でも揃った。
「職人への道」「バックアップファン倶楽部」「Lost World」などの大規模サイト管理人を輩出したところとしても有名。)という事だそうです。


1997年後期〜1998年前期
(UG期)

大御所サイト:MIVE委員会、職人への道、BlitWAREZ
主に使われていた垢:米鳥(Tripod.com)
流行った言葉:FTPExplorer、レンアタ禁止
主に使われていたツール:Getright(DL補助・ゲットライト)、WINRAR(圧縮&分割)
備考:この頃割れサイトの数はそれほど多くはなかった、まだまだNETが一般的でなく、初心者と呼ばれる者が少なく、マナーもある程度守られていた。
自分で初心者と名乗ったりすると制裁が待っていた。形式は大体RAR分割で500kb前後かZIPでまるごと。FULLという考えがあまり無く、5M程度が標準の割れ物。98ゲームも現役だった。
ちなみにこの頃にICQ登録するとUINが7桁であった。


1998年後期
(途上期)

大御所サイト:Warez All Stars、バックアップファン倶楽部、NEVER DIE、Lost World
主に使われていた垢:米鳥
流行った言葉:マラソン
主に使われていたツール:Getright、WINRAR、Su昆布(リネーム)、CD革命(仮想CD)
備考:この頃から徐々に割れサイトが増え始めてきたと同時に、垢側が規制を掛け始めるようになった。
500kb制限や250kb制限である。また、頻繁に削除してくる為、酢昆布のような利ネームツールで拡張子だけ偽装したりするようになった。
98ゲームが消え、サイズも徐々に大きくなり20M程度が標準となってきた。大きいと100M超の物まで出るようになった。あまり大きいとマラソン形式でのUPも見られた。
ちなみに「職人への道」というサイトが改名して「NEVER DIE」になっている。NEXTFTPを不正シリアルで使用するとPC壊されるという噂が流れたのもこの頃です。


1999年前期
(全盛期)

大御所サイト:バックアップファン倶楽部、風の翼、Magic_Zoon_Warez、幻影都市、オラのリスト
主に使われていた垢:米鳥、他鳥、地球(theglobe.com)、FIBERIA、DIGIWEB
流行った言葉:教えて君、リファー設定
主に使われていたツール:Reget(DL補助・リゲット)、WINCRC(CRC確認)、WINRAR、CD革命、御茶義理(ファイルランダム分割偽装)、JDA(ファイル偽装インプラント)
備考:この頃は全盛期でしょう。某ゲームラボにも無許可で割れサイトが掲載され、巻末には日記まで・・。ニュースにもちょくちょく出てきて、一般のNETユーザーが大量に流れ込んで来ました。
あまりにも初心者が増えすぎたため、いわゆる“潜る”サイトが出始めました、しかしあまりにも新規開設サイトが多いため潜って潰れるサイトも・・・、質問板という概念が標準化したのもこの頃です。
当然垢の規制も更に厳しくなり、米鳥の200kb制限、リファー制限等であちこちのサイトでGetright使用禁止令が出ました。その代わりにRegetがリファー設定可能なDL補助ソフトという事でもてはやされました。
この頃偽装も本格的になり、御茶義理、JDAが頻繁に使われました。mp3が一般に出始めたのもこの頃です。教えて君、くれくれ君、なんていう単語も出てきました。


1999年後期
(確立期)

大御所サイト:風の翼(BBO)、犬神家の人々、ボッタクル商店、MonochromeOne
主に使われていた垢:他鳥、地球、跳躍(webjump.com)、他多数
流行った言葉:地球病、厨房
主に使われていたツール:Reget、Iria(DL補助・イリア)、御茶義理、JDA、RarUty、ぽこにゃん、インドネシア等々
備考:この頃になると、全盛期にあった沢山のサイトが消え、いくつかの中規模サイトにわけられるようになってきました。
各種ツールも多様化されてきましたが、割れ人口、サイト数共に安定していた時期だと言えるでしょう。また、イリアが登場し、地球や跳躍からのDLを容易にするという快挙を成し遂げました。
地球に置いたファイルは絶対消えない、地球神話に翳りが見え始めたのもこの頃です。また、容量がCDまるごと、つまりFULLでもOKという考えになってきてます。「GIGABYTE宣言」なんていうサイトも出てきたくらいです。
割れサイトにも変化が起こり、隠し付きやらクイズやらが登場しました。


2000年前期
(転換期)

大御所サイト:RAVIS、ASADOU、あゆのページ、SHII
主に使われていた垢:誉め捨て(Homestead.com)、他
流行った言葉:あゆ板
主に使われていたツール:Iria、DarkFiler8、RarUty、あっぷっぷ(仮)、The垢
備考:旧時代のツールが使われなくなり、新しいツールが続々と出てきます。垢も使えないところが増えてきて、四苦八苦していました。そして決定的な点としてこの時代、UP板というものが登場した事です。
これにより管理者のUPが減り、本来お客であったはずの人たちがUP側に周りました。あゆ板なんてのも出始めてきた頃です。
割れサイト自体は減少気味で、新たにツールリンクサイトというのも出てきました。ちなみに雑談板というのはこのころから多くのサイトで浸透しはじめました。


2000年後期
(衰退期)

大御所サイト:なし
主に使われていた垢:愛銅鑼(i-drive.com)、誉め捨て
流行った言葉:不明
主に使われていたツール:Iria、DCさくら(DL補助)、FlashGet(DL補助)、NetDupe(DL補助)、uraDupe、Malty、DF8、なぞじゃむ(偽装)、猫缶、垢ら〜、他多数
備考:正に割れず絶滅の危機に瀕している時代。UP出来る垢が殆ど無くなり、それにかわって愛銅鑼等の仮想ストレージサービスなるものが登場した。割れサイトは殆ど閉鎖かクローズドへ移行にも関わらずツールはひたすら増加。
RarUtyの後継(?)であるMaltyも出た。そして何より、リンク集サイトが急激に増え、リンク集どうしがリンクし合い、我サイトはリンクほぼ全滅などというおかしな状況ができあがった。
8月14日には通信傍受法が施行され、益々管理者が激減。
「あなたが管理人」なんていうUP板だけのサイトもできた。


2001年前期
(分散・潜行期)

大御所サイト:なし
主に使われていた垢:各種鳥、各種塩、誉め捨て、Yahooブリーフケース、野武士(NBCi)
流行った言葉:DOM
主に使われていたツール:Iria、DCさくら、FlashGet、、なぞじゃむ、猫缶、でんこ、影武者(偽装)、あかね(偽装)、神風(偽装)、BlackWing(偽装) 他多数
備考:オープンサイトはほぼ全滅に近い状態で、どのオープンも他とのリンクを最小限に抑え細々と運営している。アンチ割れサイトも幾つか台頭してきたせいか、潜るサイトも益々増え、オープン→潜り→廃れを繰り返していた。
また、割れに最も重要であるファイル置き場(垢)が無料(広告収入だけ)ではやっていけないと、次々と運営終了を決定。
今期だけでもネッタク・biz・VA・ハイマ・FreeYellow・マイスペ が有料化、野武士・銅鑼道(DriveWay)・恋々(RenRen)・誉め派げ(Homepage)・ねっとび・藍銅鑼が終了(予定)と次々と消えていってしまった。
その結果垢が一極集中し、デリが益々激しくなった、そして当然の如くDOM非難が強くなり、UP板でDL数制限が厳しくかけられるようになった。
また、この時期かなり広まっていた多人数チャットツール「Excite PAL」が5月26日(土) 午前3時をもってサービスを終了し(実際には28日午前10時36分まで稼働していた)、多くの人に惜しまれた。
そして、この時期最も大きな事件と言えばもちろん・・・割れサイト管理者逮捕である、逮捕されたのはふくでんの館管理者と言われている、これによりFTP、OFF交換に逃げる人が増加した。
そして、今まで海外鯖ならある程度安全と考えられていたのが今回の件で海外鯖でも関係ないという事が判明した。


2001年後期
(絶滅期)

大御所サイト:なし
主に使われていた垢:各種鳥、各種塩、163
流行った言葉:MX
主に使われていたツール:winMX、Iria、Irvine、DCさくら、あかねぐい、斬・隠の舞、垢ら〜、Fupos、FFK、GaoEncode、他多数
備考:依然オープンサイトの壊滅状態が続く中で、P2Pによるファイル共有と言う新しいダウンロード形態が発展した。しかし、WAREZなどだけではなく児童ポルノ法に関わるMPGも流出したために、ACCSだけでなく警察も独自に捜査に関わることとなる。当然のことながら逮捕者が出ることとなった。 逮捕されたのは、大学生(19)と専門学校生(20)の2名であり、未成年を逮捕したのはみせしめにするためだとも言われている。
IT革命によりネットの速度や料金体制が安くなり普及率が高くなったが、それによるDOMや直リンの数も増えオープンでサイトを管理する人が次々と閉鎖していった。しかし、163サーバーの出現はこの時期における一番の光だったと言っても良いだろう。韓国鯖には珍しくJPを弾かない上に、アカウントが消えないと言う特筆すべき長所があった。いくつかの制限を守って上げればDL制限にも引っかからずに落とすことが出来たのは非常に有難かった。当然、多くの人が163を使うようになり上り・下り共に速度が出ずに消滅するのではと言われている。
しかし163の効果も薄く、依然、人数制限の厳しさやDOMの多さが変わるわけではなく焼け石に水と言う程度だったのだろうか・・・・。
またこの時期に、うぷ職人をネッポリが捕獲すると言うウワサが流れたが、ガセがったよーだ。これにより本格的にオープンが壊滅するのでは?っと、ささやかれた。


[WAREZの軌跡を書いた方々]

雀学習様、つ○ぼう様、yusaku様、べる様、事情通様、るくいえ様、デビ丸様
 
戻る